【LOTポーランド航空】ワルシャワ・ショパン空港で乗り継ぎ観光をしてきた話
北欧旅行の帰り道は、LOTポーランド航空を選び、ポーランドのワルシャワを経由しました。ストックホルムからワルシャワ、ワルシャワから成田というルートです。ちなみに、LOTポーランド航空はマイルで特典航空券を取る際にサーチャージがかからないのでおすすめです。
ワルシャワは空港から中心部が近く、トランジット観光にちょうどいい街
乗り継ぎ時間が短いフライトもあったのですが、海外での乗り継ぎには不安があったことと、ワルシャワは空港から旧市街が近く乗り継ぎでも十分観光が楽しめる街なので、10時間の余裕のある便を選びました。成田へ向かうフライトは夜遅い便だったので、ゆっくりお土産を購入して夜ご飯を食べても時間が余るくらいでした。
空港到着から外に出る時は確認なし
ストックホルム→ワルシャワ(LO454)は12:15着。ストックホルムで確認したところ、荷物はバゲージスルーだったので助かりました。念のためワルシャワ・ショパン空港のコインロッカーを調べていたのですが、数が少なそうだったのでよかったです。
飛行機を降りたらそのまま出口へ。出ようとしたとき、スタッフの方に「お金は持っているのか?」と質問されたのですが、「クレジットカードを使う」と答えたら「どうぞ」とのことでそのまま外へ出られました。
まずは、地下鉄・トラム・バスの乗り放題チケットを購入
ワルシャワ市街地へ向かう手段としてはバスもありましたが、行きは電車に乗ることにしました。電車のマークを目印に進みます。最初の難関はチケットの購入。ワルシャワ交通が管轄する地下鉄・トラム・バスが一緒になった時間制のチケットを購入します。2024年2月、ウクライナの方々が多数いらっしゃったのが印象的でした。
購入したチケットはこちら
チケットは、ゾーン(距離に応じて1or2)と時間(20分、75分、24時間など)で料金が決まります。今回は、ワルシャワ中心部を回るだけなのでゾーン1×24時間を選択しました。値段は15PLN(約569円)です。
ワルシャワ空港からワルシャワ市内へ電車で移動
最終目的はワルシャワ旧市街の観光ですが、時間もあるのでまずはワルシャワ空港駅からワルシャワ中央駅を目指しました。
電車に乗る際は刻印を忘れずに!
電車に乗ったらまず刻印を忘れずに行います。この時刻から24時間が切符の使用期限になります。刻印を忘れてしまうと厳しく罰せられるので必ず行いましょう!
しっかり刻印されているのが確認できました!
電車に乗り間違えた話
体験談のブログなどを読んでいると、SKMに乗れば直行で行けるとのことだったので、電車に乗ってみたのですが、ワルシャワ中央駅には行かない電車に乗っていました。電車に揺られながらGoogleマップを見ていると枝分かれしていたので、まずいと思いすぐに都心の駅で降りました……。
「Warszawa Mlynow」という駅で降りて地下鉄に乗り換えました。
地下鉄はなんだか近未来的な雰囲気。北欧に比べて英語表記が少なかったので少し不安になりましたが時間に余裕があるので問題なし。街を体感することができました。地下鉄で無事ワルシャワ中央駅に到着しました。ほっ。
ワルシャワ中央駅は活気あふれる都心の雰囲気
ワルシャワ中央駅は日本で例えると東京駅のイメージに近いです。少し周りを歩いてみましたが、駅にはイオンモールのような巨大ショッピングモールがありました。とにかく混んでいてお土産を買えたらと考えていたのですが、それどころではありませんでした(笑)。
ヨーロッパを感じる街並み
外は雨のような雪のようなといった天候でした。街には中世ヨーロッパの名残りも感じられてそれだけでも満足でした。バスやトラムは乗り放題なので、公共交通機関をなんとか乗り継いで旧市街を目指します。
【お土産購入】ポーランドのスタバは日本より割安だった!
乗り換え途中での街散策でスタバを発見したので入ってみました。ピザハット、ケンタッキー、スタバという並びはアメリカのよう!
場所はこのあたりでした。ここからトラムに乗って旧市街へ行きました。
マグカップを購入
マグカップと真っ赤なリユーザブルカップを購入しました。マグカップは日本円に換算してみると2,600円くらい、リユーザブルカップは700円くらいだったので日本で買うより安いなと思い即決しました。しかもこのマグカップはシンプルで可愛いし、大きいので重宝しています。
北欧のスタバでは北欧らしいかわいい柄のものもあったのですが、円安+物価高の影響で7,000円くらいしました。バカらしいなと思い買うのをやめました(笑)。
ワルシャワ歴史地区、旧市街を散策
トラムを降りて階段を上ると旧市街の歴史地区が広がります。そのエリア一帯が歴史のある場所で、重厚で厳かな雰囲気を感じました。
ワルシャワ旧市街は、1980年にユネスコ世界遺産に登録されたエリアで、人生で一度は観ておきたいと思える場所でした。第二次世界大戦後に起きたワルシャワ蜂起から壊滅状態になり、その後「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価され世界遺産に登録されました。
街を新しく作るのではなく、修復したその街並みから歴史を感じ取ることができる唯一無二の場所です。エリアはかなり広く、見どころも満載。お土産屋や飲食店も並ぶので、時間をかけてゆっくり見て回ることもできます。
ヨーロッパはつくられた場所ではなく本当の歴史を感じられる場所で、一度行くと他のエリアでは物足りなくなってしまいました。こちらは旧市街の広場です。季節に合わせてイベントが開催されているようで、この時は冬だったのでスケートリンクがありました。
ポーランド名物「ピエロギ」をいただく
お腹が空いてきた&寒かったのでレストランに入りました。ワルシャワで調べていて何を食べようかな……と考えていたのですが、ピエロギがかなり美味しいとの情報があったのでピエロギにしました。ちなみに、ドイツの影響もありビールもかなり美味しいです!
もちもちとした皮がたまらなく美味しいです。ソースは選ぶことができるのですが、バターにしてみました。もしまたポーランドに行く機会があるならば、その時もピエロギを食べたいと思います。
お店は「Gospoda pod Zygmuntem」
今回入ったお店は「Gospoda pod Zygmuntem」というお店。店内もきれいでインテリアも可愛く、店員さんも親切でした。おそらく現地価格からしたら割高なんだと思いますが、それでもポーランドはまだ物価が上がりきっていないので、気にならない程度です。
このお店でなくともたくさんの飲食店があるので、Googleマップで調べて問題なさそうなところに入れば大きくハズレはないだろうなという雰囲気でした。
帰路はバスで1本:旧市街からワルシャワ・ショパン空港まで
ご飯を食べて少し散策をしたあとは、バスに乗って空港まで戻りました。22時50分発のフライトで、夜19時頃着いたと思うのですが、保安検査もすぐに入れたので少し早かったです。ひたすらお土産を探して、最後にレストランで夜ご飯を食べて過ごしました。
空港やお土産についてはまたブログにしたいと思います。韓国人が買い漁るというオーガニックコスメやとにかく美味しいチョコレートなどを買いました。ちなみに、ワルシャワの治安に関しては、コペンハーゲンやストックホルムよりは悪いな……という印象でした。
とはいえトランジットの数時間でも観光できてしまうので、ヨーロッパ旅行の際はハブ空港として利用するのがおすすめです♡
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